『こーちゃん』の写真ブログ

フィルムカメラ初心者のための、選び方から使い方までを解説します

【フィルムカメラ紹介】【レンズ作例】FUJICA ST801,Helios 44-2 58mm F2,MARIX 400Dを使って谷根千(前編)

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FUJICA ST801,Helios 44-2 58mm F2,MARIX 400D,谷根千

FUJICA ST801,Helios 44-2 58mm F2,MARIX 400D

 

こんにちは!!こーちゃんです!!

今回は、FUJICA ST801というカメラを使って(あまり聞きなれないと思います)

それにオールドレンズで人気のHelios 44-2 を使ったカメラ、レンズ、フィルムレビュー

前編になります。

 

 

ST801とは!?

FUJICA ST801,Helios 44-2 58mm F2

FUJICA ST801,Helios 44-2 58mm F2

エピローグ

フィルムカメラを使い始めてまもない皆さんは聞いたことがないカメラかなと思います。私もちぇぶさんからおすすめされるまで知りませんでした笑

一体どんなカメラなのかご紹介していきます。

特徴

オールドレンズ好きの皆さんやフィルムカメラ好きの皆さんはご存知の

M42マウントのレンズが使えるフィルム一眼レフ機になります。

そして、基本的には露出など全て自分で決めるマニュアル機になります。

ですが、露出系は内蔵されているので露出を図る行為に慣れれば楽しくなると思います。

車で言うあえてMT車を選んで自分が思っている操作を

自分でできることが楽しさの一つかもしれませんね!!笑

(語彙力の無さ笑)

 

仕様
フォーマット 35mm
レンズマウント M42
視野率 90%
露出制御 マニュアル
焦点調節 マニュアルフォーカス
シャッター速度 1/2000
大きさ・重さ 134.5×86×54mm 460g
備考 ・EBCフジノンでは開放測光可能
・他社製M42マウントでは絞り込み測光

 

 

まずM42レンズが使えるフィルムカメラを探すと大体

シャッタースピードが1/1000だったり1/500というカメラが多いですが、

このFUJICA ST801はシャッタースピード1/2000でシャッターが切れます。

この差は大きくて昼間の時間帯にレンズを開放近くで撮影したい場合、

シャッタースピードが遅いと露出オーバーになってしまい適正露出で使うことができないです。

なので所謂オールドレンズの絞り開放時の個性を存分に使いたい時にシャッタースピードが早く切れると

・ポートレート(人物撮影)

において有利だと考えれます。(フィルターを使わなくて良い)

今回使ったHelios 44-2は開放時に所謂ぐるぐるボケが楽しめます。

 

Helios 44-2 58mm F2について

 

 

エピローグ

ミラーレスカメラが普及して一躍、スーパータクマーと並んで、

有名になったHelios 44-2 58mm F2ですが

なぜここまで有名になったのか簡単に越明しますね!!

まずこのレンズはM42マウントのレンズでかなり昔のレンズです笑

またかなりの生産量があったのですが、先日お伝えしたのですがマウントの問題や

フランジバックの問題で使いにくい環境ではありました。

 

snapshooter.hatenablog.jp

 

その中でミラーレスカメラが普及して、マウントやフランジバックの問題が解消され

面白い写りや古いレンズで球数もかなりあるので中古市場で格安で出回っていたのです。

そのため使われることが増えたのだと思います。

このレンズもそれに該当していて絞り開放時に使うと、

写真の周辺がグルグルとボケが出てきて面白いレンズであり、絞るとそれなりにシャープに写る特徴があります。

大体1万円ぐらいで買えるのとカメラ系YouTuberが紹介して人気が爆発したのもあります。

特徴

先述した通り、絞り開放時のグルグルボケを狙って使う人もいますが、オールドレンズならではのローファイに写る個性を求めて使う人も沢山います。


マウント : M42マウント
F値 : F2-F16
最短撮影距離 : 0.5m(50cm)
絞り羽根枚数 : 8枚

絞り羽が偶数ですので絞り開放時に使うと円形のボケが出てきます。

また先ほどお伝えしたとおりではありますが、

ローファイな写りなのでコントラストは強くなく、色の出方も柔らかめなので

まさにオールドレンズの写りなので、良く言えばシネマっチックな写りをします。

 

まとめ

今回は仕様したカメラとレンズの紹介をしました。

次回の後編では実際に使用したフィルムであるMARIX 400Dの特徴と作例を紹介していきます。

楽しみに待っていただけることを願ってます。

(次回更新予定:2024年9月21日)